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2025.07.21
競合物件との差別化になる 高利回りガレージ付き賃貸物件
昨今の建築費の増加に伴い、木造の物件でも新築時の利回り確保が難しくなってきております。エリアにもよりますが、ランドセット(土地と建物をセットで取得すること)の場合利回りは5%を切ることも珍しくはありません。
大手のアパートメーカーは、供給過多になりつつある単身タイプのアパート建築を減らし、1LDK以上の規模の提案を増やしております。また、その際に利回りという視点ではなく、社会性を追求する方針を掲げ、環境配慮型のZEH賃貸住宅の普及に舵を切っています。
そういった市況や時代背景も相まって、昨今注目されているのが、『ガレージ付き賃貸物件』です。理由は大きく2つあります。1つ目は、一般的なアパート、戸建てと比較すると施工費が安く済むからです。1Fがガレージのため、基本的には、水道設備以外の住宅設備は不要となっているためです。2つ目は、相場の同一間取りの物件より高く貸し出せる可能性が高いことです。ガレージ付きの物件は希少性が高く、前提として車やバイクを保有している方がターゲットのため、多少駅から離れていても気にしない方が多いです。そのことから、普通であればデメリットになる可能性のある立地でも需要が期待できます。
下記は、実際にガレージ付き賃貸を新築した際に、戸建て、アパートと比較した場合の事例になります。3つのプランでガレージハウスが最も建築費用が安く、満室時想定利回りも高いという結果になりました。今後土地活用をご検討されている方は、是非参考にしていただけますと幸いです。