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2025.07.07
蛍光灯製造禁止で進むLED化の波! 専有部・共用部の照明、どうする?
賃貸物件を所有されているオーナーの皆様、蛍光灯の将来についてご存知でしょうか? 2027年末をもって多くの蛍光灯の製造が禁止されることが決定しています。これは、皆様が保有している物件で使用されている照明器具に大きな影響を与えます。
蛍光灯の製造禁止は、SDGsへの意識の高まりや環境負荷低減の動き、そして省エネ性能の高いLED照明の普及に伴う自然な流れと言えるでしょう。そういった背景も踏まえ今回はLED化のメリットについてお伝えさせていただきます。
【入居者にとってのメリット】
1)電気代の削減
LED照明は蛍光灯に比べて消費電力が大幅に少ないため、入居者の電気代負担を軽減できます。これは、生活費を抑えたい入居者にとって非常に魅力的なポイントです。
2)長寿命で交換の手間いらず
LEDは蛍光灯の約3~5倍長持ちするため、頻繁な電球交換の手間が省けます。特に電球交換が難しい場所では、大きなメリットとなります。
3)明るさの向上と快適な空間
LEDは瞬時に点灯し、フリッカー(ちらつき)が少ないため、より快適な居住空間を提供できます。
【オーナー様にとってのメリット】
1)入居促進・差別化
省エネ性能や快適性をアピールすることで、他の物件との差別化を図り、入居促進に繋がります。
2)物件価値の向上
最新の設備が導入されていることは、物件の資産価値を高める要因となります。
3)長期的な目線でコストダウン
電球切れにの頻度が下がるため、長期的にコストカットになる可能性が高いです。
蛍光灯の製造禁止が進むにつれて、将来的に交換用の蛍光灯の入手が困難になる可能性もあります。入居者からの「電球が切れたけれど、どこにも売っていない」という問い合わせが増える前に、計画的なLED化を検討することをお勧めします。