ブログBLOG
2025.05.17
夏の魔物
こんにちは。
仙台やまいち不動産投資センターの高木です。
すぐそこに夏の気配を感じる今日この頃、
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
今年度が始まり、最近よく耳にする話題として、
「建築確認申請に時間と費用が以前よりも多くかかる」
ということです。
というのも、2025年4月から原則全ての新築住宅・非住宅に
省エネ基準の適合が義務づけられることになりました。
これまでは、300㎡以上のオフィスビルなどの一部の建物にのみ義務づけられていたこの適合性審査は、
建築基準法に則っているかどうかの審査以外に、省エネ基準に適合しているかどうかの審査をするものです。
この省エネ基準への適合が義務化されたことにより、
- ①建築士による省エネ計算・適合性判定が必要
- ②全ての住宅・非住宅で、断熱性能等級4、一次エネルギー消費量等級4以上が必須
になりました。
そのため、この計算や申請にかかる費用はもちろんですが、
建物や設備の仕様を上げることにより費用が増え、
それに伴う時間も増加しているというわけです。
ただ、省エネの義務化により、住宅の劣化を抑えたり、光熱費の出費を減らせたり、
住宅であれば補助金制度や減税なども優遇もありますので、
長い目で見ると、マイナスな面だけではないかもしれません。
不動産でのお困りごとがあれば、当センターへご相談くださいませ。