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2024.04.23
AIの普及
こんにちは
仙台やまいち不動産投資センターの歌川でございます。
昨年からチャットGPTを始め様々なAI(人工知能)の登場により、「AI」というワードをよく聞くようになりました。
AIの普及によって日本の労働人口の49%の仕事がなくなる可能性があると言われておりますが、労働人口が激減していく日本社会には正に救世主といってよい存在になるのではないでしょうか。AIにできることはAIにやってもらい(特にオフィスなどのホワイトカラーの仕事)、我々人間はAIにはできないことをするようになるのだと思います。
いずれ迎えるであろう人間の知能をAI(人工知能)が超える「シンギュラリティ」によって、どのようなことが起きるかは私には分からないことであります。リアルマトリックスの世界にならないことを祈っています(笑)
前置きはさておき、AIの普及により今後身近なところで起きる影響について書いていこうと思います。
世界は今、デジタル化やAIの普及により半導体不足が起きております。半導体とは、簡単に言うとスマートフォンや電子機器に不可欠な部品です。この分野で世界をリードしている米国のエヌビディアという企業が今年とてつもない株価を記録していましたよね。
このような動きもあって日本にも半導体の波が押し寄せてきております。
まずは、半導体産業をリードする台湾から時価総額60兆円越え(トヨタの倍)のTSMCが熊本県菊陽町に製造工場を造りました。これにより、周辺の地価や賃料、人件費などが高騰しており、バブルのような状況になっているそうです。
他にも、北海道千歳市に米国のラピダスが2025年に、ご当地宮城県においても台湾2022年売上3位のPSMCが2026年に大衡村北部中核工業団地に進出いたします。
北部中核工業団地にはトヨタ自動車東日本があり、比較的近くの大和リサーチパークには半導体製造装置メーカーの東京エレクトロン(世界4位)もあり、関連企業を含めると多くの人が働いており泉区を始め周辺に暮らしています。
PSMCの進出により、住宅需要増や雇用の創出など地域経済に与えるインパクトは小さくないでしょう。
不動産投資を生業にしている我々や不動産投資家には注目せざるを得ないニュースですね。
今後も動向を注視しながら新たな情報があればブログに書きたいと思います。