ブログBLOG
2024.01.27
分譲マンションは管理を買え
こんにちは。
能登半島地震で被災された方々にお見舞いを申し上げると共に、
被災地の早期復興を心よりお祈り申し上げます。
仙台やまいち不動産投資センターの高木です。
最近、中古分譲(区分所有)マンションのオーナーチェンジ(賃借人のいる)物件購入を
相談いただく機会が増えてきているような気がします。
不動産投資を考える時、土地の価格が上昇しているため築古アパートの利回りが低く、
建築資材が上がっているため新築アパートも建築しにくい、そんな中、
中古の区分所有マンションにスポットライトが当たっているのかと思います。
また、仙台では中古区分所有マンションの需要が高いため、
中古区分所有マンショの価格が上がってきていることもあり、
オーナーチェンジだからこそ、物件を比較的安く入手できると考えている方も
いらっしゃるのかもしれません。
ただご注意をいただきたい部分としては、
「分譲(区分所有)マンションは管理を買え」と言われるように、
長期修繕計画の有無、管理組合の運営状況、管理規約の内容、管理会社の質、などを
しっかり確認する必要があるということです。
でないと、将来の資産価値が大きく目減りする可能性があります。
売買の仲介をしていて、物件によって、管理状況、メンテナンス状況に大きな違いが
あることに気づきます。
また、管理員の方、管理組合の方の対応にもかなりの違いがあります。
管理やメンテナンスがしっかりされている物件は、10年以上前と比べても価格が落ちておらず、それどころかさらに高い価格で売却出来ているものも多いです。
修繕積立金・管理費の額にだけ着目するのではなく、その額の根拠、積立られている額、
管理組合の借入の状況、これからの値上がりの予定、一時金の発生する可能性など、
管理会社の発行する「重要事項調査報告書」に目を通して確認をする必要があります。
そして、出来れば総会の議事録等にも目を通すべきだと思います。
…長くなりそうなので、表面上のお話しになってしまい、大変申し訳ありません。
なお、管理に気を付けなければならないのは、賃貸アパート・マンションも同様ですね。
不動産投資でのお困り事などがございましたら、お気軽に当センターにご相談くださいませ。