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2023.11.04
土地神話
こんにちは。
仙台やまいち不動産投資センターの高木です。
最近、土地の価格が上がっているというお話はよく耳にされているかと思いますが、
今年9月20日に公表された基準地価の動向はまさに顕著にそれが見てとれました。
下記に仙台市周辺の概要を簡単にまとめ、記載させていただきます。
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◎住宅地について
県全体 平均変動率 +1.7%(11年連続の上昇)⇒上昇率は前年より拡大
仙台市 平均変動率 +7.1%(12年連続の上昇)⇒上昇率は前年より拡大
仙台市周辺市町村 平均変動率 +5.6%(12年連続の上昇)⇒上昇率は前年より拡大
県全体(261地点)では42.9%(112地点)が上昇
仙台市 (60地点)では全地点が上昇
最高価格地点は青葉-2(上杉4丁目)の423,000円/㎡
最も上昇した地点は富谷-1(富ケ丘2丁目)で、上昇率は14.2%。
◎商業地
県全体 平均変動率 +3.9%(11年連続の上昇)⇒上昇率は前年より拡大
仙台市 平均変動率 +7.8%(11年連続の上昇)⇒上昇率は前年より拡大
仙台市周辺市町村 平均変動率 +4.4%(11年連続の上昇)⇒上昇率は前年より拡大
県全体(96地点)では62.5%(60地点)が上昇
仙台市 (45地点)では97.8%(44地点)が上昇、1地点が横ばい
最高価格地点は青葉5-1(中央2丁目)の4,180,000円/㎡
最も上昇した地点は宮城野5-1(榴岡1丁目)で、上昇率は20.0%
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この調査結果を見ていると、10年以上、土地の価格は上がり続けており、
近年はその上昇率が拡大しているようです。
特にコロナ禍から全国的に不動産価格は上昇してきましたが、
個人所得は大きく変わっておりません。
ただ、低金利が需要を底支えし、なんとか一般の方(宅建業者以外)でも
不動産購入はできる状況だったのだと思います。
ですが、今年に入ってから徐々に金利が上昇する雰囲気が立ち込めています。
最近、建売大手ビルダーも在庫を多く抱える状況になってきているため、
土地の仕入れを控える状況になってきているという話も聞きます。
不動産は需要と供給によって価格が調整されます。
需要と供給のバランスはどうでしょうか。
不動産投資はもちろん、不動産に関わることでのお困り事などがございましたら、
お気軽に当センターにご相談くださいませ。