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2021.09.18
ダーウィンの進化論
仙台やまいち不動産投資センターの千葉です。
すっかり秋めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
早いもので今年もあと4ヶ月を切りました…。
あっという間です。
話は変わりますが、コロナの影響もあり、世の中の市場も変化が生じております。
最近、特に感じるのがウッドショックや資材の高騰です。
輸入依存度が高い日本の脆弱性が露呈され、サプライチェーンの再構築が必要なのかもしれません。
最近でも内装材の値上げが某メーカーより発表され、壁紙や石膏ボードなど木材に限らずいろいろなところに影響が出ております。
また、少子高齢社会から人件費は下がる様子もありませんし、不動産売買の成約価格も未だ高い水準ながら堅調のようです。
反面、賃貸市場は入居率が低迷し、賃料も下落傾向です。
では、賃貸オーナーはどのような対策が必要となるのでしょうか?
私は情勢の変化はあるにしても、ここは変わらず
『自分自身が借りたい、借り続けたいと思う物件とすること』が大切と思います。
また、テナントリテンション(入居者保持)の観点を持つことです。
初期費用の緩和、外壁塗装、設備更新、インターネット無料や宅配BOX導入などすべき対策はいろいろあります。
なお、上記の対応はどのオーナーも考えることですのでいずれ差別化とはならなくなります。
視点を変えると入居者が借りたいと思う仲介・管理会社を見定めることも必要となります。
不動産業界では、今まで業務効率化を目的としたIT化がコロナの影響で進みつつあります。
しかしながら、実際にIT化に取り組んでいる会社はまだまだ少ないように感じます。
今後は、多様な入居者のニーズに対応できるサービスが求められてくると思います。
例えば、非対面接客・契約、時間外受付・対応、カード払いなどでしょうか。
いずれにしても、定着するであろうニューノーマルのみならずそれ以外の対応までコロナは大きな転機をもたらすことになると考えます。
オーナーも不動産会社も変化を受け入れることが必要となりそうですね。