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2021.05.07
不動産の4つの価格
皆様、こんにちは。
仙台やまいち不動産投資センターの歌川でございます。
GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、ほぼほぼ出かけることもなく、おうち時間を過ごしておりました。
早くワクチン接種が進み、以前のように連休を楽しむ日々が戻ることを待ち遠しく思います。
さて、今日は不動産の4つの価格について少し書いてみたいと思います。
不動産と言っても土地についてですね。
まず、一つ目は「固定資産税評価額」です。
毎年春になると市町村などの行政から固定資産税納税通知書が届きますが、こちらに記載されており、固定資産税などを決める際の基準となる価格になります。
今年はちょうど3年に一度の評価替えの年にあたり、つい先日のことですが、評価額がもの凄く高くなっていて驚きました。。。
ちなみにコロナウィルスの関係で固定資産税額自体は据え置きになったようですね。
そして、二つ目は「路線価」です。
こちらは毎年夏ごろに国税庁が発表する価格で、土地が接する道路に平米あたりいくらという形で値付けられます。
この路線価は、主に相続税や贈与税を計算する際に使われる価格になります。
国税庁のHPから調べることができますので、気になる方は是非ご覧ください。
さらに、三つ目は「地価公示価格」です。
これは、国土交通省が毎年1月1日時点の価格を基準地を決めて出している価格になります。
実際に価格を調査しているのは、不動産鑑定士になります。
余談ですが、地価公示価格を基準に毎年7月1日時点の価格を都道府県が出すものを地価調査価格と言います。
最後の四つ目は、「時価」です。
これは実際に売買で取引されている価格になります。
ちなみに、時価を100%とすると、地価公示価格は90%程度、路線価は80%程度、固定資産税評価額は70%程度が目安です。
但し、これは商業地や住宅地など立地等によって大きく変わることがありますので、必ずしもそうなるとは限りません。
皆様、ご自身が所有されている土地の価格はご存知でしょうか?
興味のある方は調べてみましょう。
お読みいただきありがとうございました。