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2024.08.26

【生命保険と贈与税について】

 生命保険契約は、様々な契約形態があります。今回は、生命保険の契約により贈与税が課税される場合についてみていきましょう。

 

生命保険に税金が課税されるケースとは?! 

生命保険は、一般的には死亡保険金などが遺族に支払われる生命保険契約が多く見られます。この場合は、お亡くなりになった方が保険料を支払ってきた契約ですので死亡保険金の受取人には相続税の課税が発生します。また、ご自身の契約で保険料を事故で支払い、契約が満期を迎えた時などは、所得税が課税されます。そして、贈与税課税のケースは、契約者と被保険者、受取人が異なってくるケースです。次の表をご確認ください。

※相続税では生命保険金について一定の非課税枠が設けられております。

 

契約パターンによる課税関係

課税は次のような関係で発生します。

贈与税は、3つ目4つ目のパターンですね。お孫さんを受取人にしているような契約は確認が必要です。

 

気を付ける点は?

保険関係の贈与税について気を付ける点は、次の通りです。

・契約内容を把握しておらず、誰に課税が起きるか検討していない。

・保険料を支払っているつもりが、お金を贈与しているだけだった。

・相続時に特別受益の主張をされる可能性も否めない。

 

具体的な手続きは、事前に税理士・税務署にて詳細の確認をされて進めていただけるようお願いいたします。

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